眠れないほど面白い!みのり流 秋じゃがの育て方2
はじめに
こんにちは、秋じゃがマスターみのりです。
前回は「秋じゃがを育てる前に知っておきたい基礎編」として、
・秋じゃがに向いている品種
・植え付けのタイミング
などについて紹介しました。
▼前回の記事はこちら
「眠れないほど面白い!みのり流 秋じゃがの育て方1」
今回はいよいよ実践編!
「秋じゃがを植えたあと、どうやって育てるの?」
というところを、植え付け後から収穫まで順番に見ていきましょう。
秋じゃがは、春じゃがに比べて栽培期間が限られています。
だからこそ、芽が出てからの管理も大切。
みのり流のポイントを押さえて、おいしい秋じゃがを育てましょう!
その1:芽が出たら「芽かき」をしよう!
まず芽かきとは何か?から説明します。
芽かきとは?
芽かき(めかき)とは、じゃがいもの種いもから出てきた芽のうち、不要な芽を取り除く作業です。
例えば、1個の種いもから5本くらい芽が出た場合、そのまま全部育てるのではなく、元気な芽を2~3本程度残して、ほかの芽を抜き取ります。
芽が多すぎると、1株にたくさんの茎が伸びて、栄養が分散します。
その結果、
芽が多い → 茎葉が混み合う → いもが小さくなりやすい
ということがあります。
そこで、芽の数を整理して、残した芽に栄養を集中させ、大きく育ったじゃがいもを収穫しやすくするのが芽かきです。
家庭菜園なら、
「元気な芽を2~3本程度残す」
ことを一つの目安にするとよいでしょう。
その2:じゃがいも栽培で欠かせない「土寄せ」
芽が伸びてきたら、次に重要なのが……
土寄せです!
じゃがいもは、地中にできる「いも」を育てる野菜。
土寄せをすることで、いもが土の中でしっかり育つ環境をつくります。
さらに重要なのが、
じゃがいもを光に当てないこと。
いもが土の外に出て光に当たると、緑色になることがあります。
緑色になったじゃがいもには、天然毒素であるソラニン、チャコニンなどのグリコアルカロイドが増えるため、食用には注意が必要です。
そのため、
「いもが顔を出してきたら土を寄せる」
という意識を持っておきましょう。
土寄せは一度で終わりではなく、株の成長に合わせて行います。
ただし、土を寄せすぎて株全体を埋めてしまうのはNG。
葉がしっかり光を受けられるように、株元を中心に土を寄せていきましょう。

その3:肥料は「たくさんあげればいい」わけじゃない!
家庭菜園では、
「大きく育てたい!」
という気持ちから、ついつい肥料を多く入れてしまいがち。
でも、じゃがいもは……
肥料をたくさん与えれば与えるほど良い、というわけではありません。
特に窒素肥料を与えすぎると、茎や葉ばかりが茂って、いもの肥大に影響することがあります。
じゃがいもは、適切な肥培管理が重要です。
秋じゃがの場合は、植え付け前の元肥を基本に、必要に応じて生育を見ながら管理しましょう。
「とりあえず追肥!」
ではなく、
葉や茎の生育を観察しながら判断する。
これがポイントです。
肥料については、使う商品によって成分や施肥量が異なるため、必ず商品の使用方法を確認してください。

その4:水やりはどうする?
「じゃがいもって、水を毎日あげるの?」
これもよくある疑問です。
じゃがいもは、基本的に水はけのよい土壌を好む作物です。
特に秋じゃがの植え付け時期は、まだ暑く、雨も多い時期があります。
そのため、
「水をあげること」より「水がたまりすぎないこと」
を意識しましょう。
土が十分に湿っているのに、さらに水を与える必要はありません。
一方で、雨が少なく土が乾燥している場合は、水やりを行います。
プランター栽培の場合は、畑よりも土が乾きやすいため、土の状態をこまめに確認しましょう。
その5:秋じゃがは病気・害虫にも注意!
秋は春に比べて病害虫が少ない傾向があります。
とはいえ、
「秋だから絶対に大丈夫!」
というわけではありません。
特に注意したいのが、
・そうか病
・青枯病
・害虫による食害
などです。
秋じゃがでは、高温や乾燥、水分状態などの環境によって病害が発生することがあります。
また、じゃがいもはナス科の野菜。
トマト、ナス、ピーマンなどもナス科です。
同じ場所でナス科作物を続けて栽培すると、病害のリスクが高くなる場合があります。
そのため、家庭菜園でも、
「去年ここにナスを植えたから、今年はじゃがいも」
というような連作は避けるのがおすすめです。
その6:葉が黄色くなってきたら……収穫のサイン!
さあ、いよいよ収穫です!
じゃがいもは、ずっと葉が青々としているわけではありません。
生育が進むと、徐々に葉が黄色くなり、地上部が枯れてきます。
これが、
収穫の目安。
品種や栽培条件によって収穫時期は異なりますが、地上部の状態をよく観察しましょう。
秋じゃがの場合、植え付けから収穫までの期間は春作と同じではありません。
また、霜などによって地上部が枯れることもあります。
そのため、
「植えてから何日たったから収穫!」
と日数だけで判断するのではなく、
葉や茎の状態、いもの大きさなどを確認して収穫時期を判断することが大切です。
その7:収穫するときは「傷つけない」が超重要!
収穫するときは、スコップや鍬を使って掘り上げます。
ここで注意したいのが……
じゃがいもを傷つけないこと。
「ザクッ!」
と勢いよく掘ると、せっかく育ったじゃがいもにスコップが刺さってしまうことがあります。
まず株元から少し離れたところにスコップを入れ、土を持ち上げるようにして掘りましょう。
土の中から、
「ゴロゴロゴロ……」
とじゃがいもが出てきた瞬間は、家庭菜園の醍醐味です!
収穫したじゃがいもは、表面の土を軽く落とし、風通しのよい日陰などで乾かします。
ただし、
長時間、直射日光に当てるのはNG。
じゃがいもは光に当たると緑化してしまうため、収穫後も光には注意しましょう。

みのりポイント!
秋じゃがは「観察」が大切!
秋じゃがの栽培は、
「植えたら水をあげて、収穫を待つ」
だけではありません。
芽が出たら……
「芽が多いかな?」
成長してきたら……
「土寄せしたほうがいいかな?」
葉の様子を見て……
「病気や害虫は大丈夫かな?」
そして最後に……
「そろそろ収穫かな?」
というように、
じゃがいもの成長を観察することが、成功への近道です。
毎日ちょっとずつ様子を見ていると、
「昨日より大きくなった!」
「葉っぱが増えた!」
「いもが見えてきた!」
など、成長の変化にも気づけるようになります。
家庭菜園ならではの楽しみですね。
まとめ
今回は、秋じゃがを植えたあとの管理から収穫までを紹介しました。
秋じゃがを育てるポイントは、
・芽が出たら芽かきをする
・成長に合わせて土寄せする
・肥料を与えすぎない
・水はけを意識する
・病害虫をチェックする
・地上部の状態を見て収穫する
・収穫後は光を避けて保存する
ということ。
そして何より大切なのは、
「じゃがいもの様子をよく観察すること」
です。
秋じゃがは、春じゃがとは違って栽培期間が限られています。
だからこそ、植え付けのタイミングから収穫まで、ひとつひとつの作業を丁寧に行うことが大切です。
ぜひ今年の秋は、自分で育てた「秋じゃが」を味わってみてください!
「どんな種いもを選べばいい?」
「肥料は何を使えばいい?」
「家庭菜園でも育てられる?」
そんな疑問があれば、ぜひ農家の店みのりへ。
秋じゃが栽培に必要な種いもや肥料、園芸資材などを取り揃えています。
自分で育てたじゃがいもを収穫する楽しさ、ぜひ味わってみてください!
では!次回のブログでお会いしましょう!
農家の店みのりは栃木・茨城に9店舗展開。専門スタッフがお客様の状況に合わせてご提案します。
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